春呼ぶ春の花展と春を待つ絵画展

kanazu362013-03-17

3月13日福岡管区気象台は、福岡市中央区で桜(ソメイヨシノ
が開花したと発表、また、気象庁は3月16日、東京でサクラ
ソメイヨシノ)が開花したと宣言した。    
福岡市の桜の開花は、全国で最も早く、福岡では1953年の
観測以来、2009年と並ぶ早さ。
日本海側地域では最大規模となるラン展「にいがた世界の欄展2013」が3月5日から始まった。
また、石川県の能登半島に群生するキリシマツツジの普及活動をしているNPO法人「のとキリシマツツジの郷」のメンバーが3月8日新潟市役所を訪れ、深紅の花を咲かせた鉢を篠田昭市長に贈った。
花の話題に魅せられ春の花展と春を待つ絵画展を見てきた。
・春の花展 
 ・越後花舞台雪割草展(新潟市秋葉区:新津フラワーランド・3月10日)
  新潟県県花にも指定されている雪割草の展示会「越後花舞台雪割草展」が、新津フラワーランドで開催されている。
  会場には、地元生産者が丹精込めて育てた約80鉢の雪割草が訪れた人を楽しませる。
  会場では同時に、地元の陶芸家押見修さんの「金津焼き」の作陶展も開催されていた。
 ・成月流華道いけばな展(長岡市アオーレ長岡・3月10日)
  会場には、アオーレ長岡のオープン記念事業として成月流華道長支部会員の人たちの作品120点が並ぶ。
  正面には、成月流3代家元岩淵成方さんのもくれん・河津桜・こでまりを活けた高さ約2m・幅約2.5mの大作品が飾られている。
  「花ロード」と称し会場外のテラスも、約250個の花瓶が設置され、花瓶に活けられた色とりどりの花が訪れた人を歓迎する。
・春を待つ絵画展(三条市:歴史民俗産業資料館・3月10日)
 会場には、地元三条ゆかりの画家の所蔵作品を集めた「春を待つ」をテーマにした絵画展開催されている。
 作品は、江戸後期から昭和にかけて活躍した、三条市燕市出身の8人の画家の作品16点が飾られている。
 ・源川雪(三条):「春」「春の訪れ」「新緑」「千曲川
 ・帰山雲涯(三条):「花鳥虫獣図屏風」「花いばらに鯉」
 ・村山半牧(三条):「春渓賞楳図」「梅花山水図」「月ケ瀬梅渓図」「啼鳥春聲図」
 ・富取芳斎(燕):「春景山水図」
 ・田中永雲(三条):「春景嵐水図」
 ・広川操一(三条):「梅に鴛鴦」
 ・松川藤陰(三条):「富貴長命之図」「海棠図」
 ・松川藤華(三条):「鯉之図」
 日本画家帰山雲涯の「花鳥虫獣図屏風」は、縦174センチ・横349センチの六曲一双の屏風を2枚並べた大作。
・庭で春の花福寿草と雪割草の花咲く
 ・福寿草
  2007年に新津の花きセンター花夢里で鉢植えの福寿草を買った。
  花が終り地に下ろし今年で6年目となる。
  庭を見ると今年も5株が芽を出し黄色い花が3輪咲いている。
 ・雪割草
  2008年「村松雪割草の会」の人から雪割草の育て方の指導を受け、実生から雪割草の栽培に挑戦した。
  種(砂糖菓子コンペイトウに似ていることから通称コンペイトウと呼ぶ)を採取して蒔いた。
  ・1年目で発芽し双葉が出る ・2年目にやっと三葉に 
  ・3年目で強い苗は花を咲かす ・4年目で開花
  見ごろまでに6年から7年かかる。
  鉢植えの雪割草が、落ち葉の下から濃い緑色の葉をのぞかせ、薄い青色の花が2輪咲いている。
  今咲いている雪割草は何年目のものだろうか。
啓蟄も過ぎ雪国にも春。
春の花を楽しみ、春の花絵を楽しむ。
庭に福寿草と雪割草の花が (イラストを模写)