新潟の芸者十美人像展と与板ゆかりの 三画伯展

kanazu362013-03-29

新潟市の市歴史博物館みなとぴあで「新潟新聞社主催
新潟の芸者「十美人像展」と長岡市アオーレ長岡
「与板ゆかりの大矢紀・三輪晃久・大矢十四彦の三画伯展」が
開催されていたので見てきた。
・新潟の芸者十美人像(新潟市:みなとぴあ・3月24日)
 会場には大正4年(1915)6月新潟新聞社の企画で、新潟の芸者から10人の美人を決める投票が行われた。
 その上位10人を油彩画の肖像に仕立てたのが「十美人像」である。
 描いたのは、新潟市出身で東京美術学校を出たばかりの青年画家佐藤哲三郎(1889−1958)。
 完成した作品十美人像は、大正4年11月に活動写真館「大竹座」に掲げられた。
 投票で選ばれた新潟の芸者十美人は、
 ・1等は盛沢鯉子の10万2票 ・2等は桜屋かつ子の8万686票 ・3等は鶴善楼八千代の7万2339票
 ・4等は木徳順子の6万1915票 ・5等は千代寿一松の6万426票 ・6等は村松屋花香の5万2657票
 ・7等は新五泉屋小幾の5万1548票 ・8等は新戸川屋はるの5万975票 ・9等は冨士森三吉の5万5票
 ・10等は水明櫻はるの4万9370票
・与板ゆかりの三画伯展(長岡市アオーレ長岡・3月10日)
 与板ゆかりの大矢紀・三輪晃久・大矢十四彦の三画伯展が開催され会場には、
 ・日本画家大矢紀:「日本海」「妙見天空」
 ・日本画家三輪晃久:「八海山」
 ・日本画家大矢十四彦:「明けゆく」
 の四作品が飾られている。
有名画家が描いた新潟の芸者「十美人像」や与板ゆかりの三画伯展を観ていると素晴らしさに心が和む。
芸者十美人像に思わず (イラストを模写)