開通した新しい道路を走る

kanazu362013-04-11

雪どけとともに、新潟県内に主要地方道「岩室バイパス」と
国道49号「揚川改良」と市道信濃川右岸線開通」が開通した。
開通したばかりの新しい道路をドライブした。
・岩室バイパス開通(4月1日)
 新潟市西蒲区の岩室温泉街を迂回し、新潟市中心部と弥彦村を結ぶ主要地方道「岩室バイパス」が3月23日開通した。
 岩室バイパスは、岩室地域の橋本―金地間の1.94キロ。
 新潟県が2004年度に事業着手し、2007年から政令指定都市になった新潟市が引き継いだ。
 片側1車線で歩道があり、総事業費は13億7000万円。
 新バイパスの開通で、温泉街を通る幹線道路の交通渋滞緩和が期待される一方で地元の観光関係者からは、温泉街の交通量が減り来客数の減少を懸念する声も出ている。
・国道49号線新ルート「揚川改良」が開通(4月1日)
 阿賀町の国道49号で、岩石崩壊などの危険性が高い区間を回避する新ルート「揚川改良」が3月30日開通した。
 新ルートは国道49号の阿賀町津川―黒岩間にできるルートで、阿賀野川右岸を通る大牧―黒岩は、地形的に危険なため、左岸に移して回避する延長7.5キロの道路で、2000年着工、総事業費400億円。
 揚川改良とは、国道49号の土砂災害、岩石崩落及び雪崩等の危険性が高い本尊岩・谷花地区を含む事前交通規制区間(連続雨量150ミリ以上)を回避し、安全・安心な交通を確保することを目的とした道路。
 道路の安全性や走行性が改善される一方で、土砂崩落等の危険性が高い国道49号阿賀町大牧から黒岩間は、3月30日午後3時から通行止めとなった。
 新ルートの開通で阿賀路が大きく変わる。
信濃川右岸線開通(4月1日)
 新潟市中央区上所1の信濃川右岸線昭和大橋から越後線鉄橋までの区間約500mが4月1日開通した。
 道路は2車線で幅約7m。
 2004年の7.13水害の影響で遅れていた上所地区のやすらぎ堤整備も進み、2011年から新潟市が道路工事に着手、総事業費約9億円。
 信濃川右岸線開通で、県庁周辺から万代地区まで川沿いのほぼ直線道路で結ばれたことから、利便性の向上と渋滞緩和が期待される。
・番外:国道116号の防雪柵の収納作業終わる
 新潟市西蒲区の国道116号で、地吹雪による視界不良を防ぐため、道路に沿って設置されていた防雪柵の収納作業が3月29日終わった。
 防雪柵は高さ3.5mで国道116号の天竺堂から善光寺地区の計約2キロに設置されていたもので、作業員は鉄板を折り畳み、支柱を倒して国道脇に収納した。
 新潟市内の国道では、西区や南区にも防雪柵あり、3月中にすべて収納作業が終了した。
・番外:大牧地区の鍾馗 (しょうき)大明神を参拝
 国道49号の新ルート開通で大牧―黒岩間が通行止めとなり、大牧地区から三川方面へは抜けられなくなり袋小路となった。
 袋小路となった大牧地区に鍾馗大明神が祀られていると知り参拝した。
 大牧地区には鍾馗大明神が祀られており毎年3月2日に鍾馗まつりがおこなわれる。
 鍾馗まつりは、大牧や、近郷の人々が自分の身体の具合の悪い箇所を紙に書き、その紙で藁(わら)を包み、藁束(わらたば)を持ち寄って鍾馗像に作り込んで貰い出来上がった藁の鍾馗像を人々によって村境までかつぎあげ、神殿に納めるまつり。
早春の越後路、開通したばかりの新しい道路をドライブし、鍾馗大明神を参拝てみては・・・。
旧道を走り鍾馗大明神を参拝 (イラストを模写)