梨畑の作業と畑の苗植え
ゴールデンウィーク期間中,近郷の里では農家の人たちが
田植えに精を出していた。
わが家でも梨畑の作業と畑の苗植えに精を出した。
・梨畑の作業(新潟市江南区:割野)
畑仲間6人で新潟市江南区割野の梨畑で梨の木7本のオーナーになっている。
・枝のせん定作業(3月17日)
梨の枝のせん定作業には8人が集まった。
「せん定作業は、枝の一カ所に花芽を2個ほど残し後の枝は切り落とすように」と指導があった。
梨オーナーになって6年以下の素人の集まりである。
あちこちから「この枝は残すのだろうか、切ってもいいのだろうか」と質問の声が。
リーダーは「後日またせん定を行うので心配なら切らずに残すように」と。
7本の木のせん定は約1時間半で終わった。
・花粉を採取(4月23日)
梨畑の周りは梨と桃の花が満開で、白とピンクの花が咲き黄色い菜の花も咲く。
作業には10人が参加した。
花粉付けに使う花粉は、採種用の品種「新生」で花を摘み花粉を採取する。
梨畑に入ると頭より低い高さに梨の枝が伸びており背を伸ばすと頭が枝の上に出る。
採取用の梨の木は実を付けさせる必要が無いので3分以上開いている花は全部摘んでよいと。
摘んだ花は、首からかけた段ボール箱に入れる。
天気もよく気温も15度と暖かいため摘み取ったと思ったが時間がたつと残っていたつぼみがもう開いている。
約2時間の作業でぼてかご8個分の花とつぼみを摘んだ。
摘んだ花は、花粉作りの花粉採取機「葯精選機」にかけて花粉を取り出す。
花粉は交配作業まで冷蔵庫で保存する。
・花摘みと花粉付け(4月28日)
花摘みと花粉付け作業に10名が参加した。
・花摘みと花粉付け
二人一組となり、一人が花を摘みその後から一人が瓶の中に筆を入れ穂先に花粉を付けて枝のこぶに咲く花株に花粉を付ける。
皆昨年も経験しているので7本の木の作業は約1時間半で終わった。
早く終わったので農家の人の畑の授粉も手伝った。
・畑(家庭菜園)に野菜の苗を植える
近くの農家の人から畑を借り仲間27人と家庭菜園を楽しむ。
私たちの借りている農園の名前は中野農園。
畑の面積は一人20坪で年会費14000円(含む水道代・肥料費各1000円)。
中野農園が開園したのは1991年(平成3)。
昨年農園結成20周年を記念し「中野農園20年の想い出」の文集が作られた。
想い出の中に、「中野農園の広さは600坪、住宅地の中にあった農園付近の地価は坪50万円、時価にすると3億円。
1区画20坪の土地の価額は1000万円、なんと贅沢な家庭菜園だろうか・・・」と書かれている。
私は2007年の9月から借りているので今年で6年目となる。
・農園作業
今年も3月から農園作業が始まった。
農園日記を見ると、
・2012年11月27日:サヤエンドウの種をまく
・3月19日:草取りを後、畑を耕し肥料をまく
・3月20日:ホウレン草の種をまく
・3月28日:ジャガイモの種芋植える(70個)
・4月15日:ネギの苗60本植える
・4月25日:キク苗の植え替えとサヤエンドウの棚作り
・5月9日:ナス苗10本・キュウリ苗5本・トマト苗7本・ピ−マン苗2本植え添え木する
・5月10日から:畑に朝晩の散水開始
野菜の収穫が、今から楽しみだ。
住宅地の中に水道設備が付いた広い農園があり、朝晩畑で仲間と野菜作りの話がはずむ。
畑で話がはずむ (イラストを模写)