母校高田商業高創立90周年記念誌届く

kanazu362007-04-05

今日5日は、二十四節季の一つ清明
春分後15日目「春を迎え、すがすがしく明るい時季」
を意味する。
小中学校の新学期も始まる。
昨4日、故郷上越市直江津で、新潟県内6校目の中高一貫校
「県立直江津中等教育学校」の入校式が行われた。
1期生121人は、6年間の学校生活の第一歩を踏み出した。
母校新潟県立高田商業高は、平成18年10月28日創立90周年記念式典を
開催した。
創立90周年記念誌が届いた。
表紙は、鉄筋の新校舎が、裏は木造の懐かしい旧校舎の写真で飾られている。
渡辺謙治校長が「記念誌の発刊にあたって」と題し、
本校が、「六華(りっか)を象(かたど)る 高潔(けだかき)校章(しるし)」
のもとに、「至純」「剛健」の校風を受け継ぎながら、県下屈指の名門商業高校として、
ここに創立90周年を迎えますことは、・・・
生徒会長星野孝彰が「喜びの言葉」と題し
本校は、大正5年4月20日に高田市立高田商工学校として創立されました。・・・
表紙を開くと校旗と、校庭の裏にそびえる薄化粧の南葉山をバックに「アルプス連峰
背に負ひて・・・」と歌いだす校歌が記念誌を飾る。
90年の歩みを年表で見た。
・大正5年4月20日高田市立高田商工学校として、商業科・漆工科・家具科(指物)の
 3学科を設置、乙種3年制
・大正5年5月9日入学式、生徒数は、商業科1年54名・2年27名・3年12名
 家具科12名・漆工科20名
・大正5年9月14日学友会(現生徒会)発会式
・大正9年3月27日同窓会結成
・大正15年4月1日県立に移管、新潟県立高田商工学校と改称
・昭和4年(月日不詳)校歌制定
・昭和6年11月1日創立15周年記念式(ここまでの卒業生は約292名)
・昭和19年4月1日新潟県立高田工業学校と改称(戦時非常措置令により)
・昭和21年3月14日商工学校復元認可される
・昭和23年4月1日学制改革により工業高校と分離独立して
 新潟県立高田商業高等学校と改称
・昭和23年5月11日新潟県立高田商業高等学校開校式
・昭和26年4月初の女子学生入学(7名)・生徒会発足
・昭和30年10月29日創立40周年記念式典
・昭和39年11月14日創立50周年記念式典
・昭和47年9月2日中田ケ原新校舎へ全面移転
・昭和47年10月14日校舎新築移転祝賀式
・昭和51年8月12日野球部が甲子園初出場、福島高(宮崎)を10:7で破る
・昭和51年10月15日校舎竣工・創立60周年記念式典
・昭和61年10月16日創立70周年記念式典
・平成8年10月5日創立80周年記念式典
・平成18年10月28日創立90周年記念式典
昭和31年4月から34年3月の3年間在学した。
50年前の3年間の思い出が、アルバム中に学友会名簿の中に甦る。
記念誌の中に、昭和40年当初中学から高校への進学率は約5割、女子の進学率は
年々増加していった。
昭和43年の入学からは女子が男子を上回り、45年には全校生中の女子数が男子数を
上回った。
この傾向は今も続き、年々男子数が減っている。
届いた創立90周年記念誌と創立90周年記念事業寄付者芳名簿を見た。
母校を愛す気持ちと記念事業に寄付のできた幸せに感謝する。
母校の発展と10年後の100年記念を楽しみに。
後輩たち (イラストを模写)