西川は信濃川に始まり信濃川で終わる

kanazu362007-05-19

日本一長い信濃川
長野県では千曲川、県境を越え新潟県に入ると信濃川
地元の古老から、町内を流れる西川は、信濃川
大河津分水路から始まり平島の信濃川下流で終わると
聞かされた。
16日、西川の始点と終点を訪ね確認した。
信濃川下流(平野部)圏域は、新潟県の中央部に位置する越後平野貫流し、
日本海に注ぐ信濃川の大河津分水路分派点から下流に位置する圏域をいう。
信濃川に直接流入する河川(一次支川)はとしては、通船川、鳥屋野潟方水路、
鷲ノ木大通川、小阿賀野川、覚路津大通川、中ノ口川、西川、五社川、才歩(さいかち)川
の10河川がある。
1級河川の西川は、始点(旧分水町五千石)の信濃川大河津分水路から
 終点(新潟市平島)の信濃川下流合流地点までの全長約44.5km。
・始点西川分岐点取水口(旧分水町五千石)
 取水口脇には、「西川分岐点取水口の変遷」の看板がある。
 西川の川水は、旧洗堰の25・26・27ゲートを使い信濃川から取水し、西川導水門
 の2門のゲートで水量を調整して流し蒲原平野を潤す。
 西川導水門脇の土手には「河川管理区域境界標」が立ち、上流信濃川下流西川と
 矢印で示されている。
・終点西川水門(新潟市平島)
 西川の終点信濃川との合流地点には、西川水門(昭和48年10月竣工)がある。
 ゲートが二門ある。
 ゲートは、水量を調整し洪水から地域を守っている。
 水門脇に、信濃川下流河川事務所と西川排水機場があり、川底から水門までの
 高さは7m。
 土手には「河川管理区域境界標」が立ち、下流信濃川・上流西川と矢印で示されている。
信濃川の土手に出た。
水門近くの信濃川で釣り船が釣りをしている。
上流のふるさと村に向かい水上バスが走る。
土手からは、対岸の高い県庁ビル等が一望できる。
いつか西川の始点から終点までの44.5kmを歩いてみたい。
あれが西川の取水口 (イラストを模写)