国技大相撲と武道の剣道・柔道

kanazu362009-09-12

新潟県は11日、夏の全国高校選手権大会決勝で中京大中京
戦い準優勝した日本文理高校野球部に県民栄誉賞を贈った。
6点差を追う9回二死走者なしから奇跡の猛反撃は、日本中を
沸かせ多くの人に夢と希望と感動を与えた。
明日13日から大相撲秋場所が始まる。
話題は大関琴欧洲横綱への挑戦と関脇稀勢の里大関への足固め。
日本の武道、剣道と柔道が世界選手権で明暗が。
・大相撲秋場所の話題
 秋場所初日にいきなり期待力士大関琴欧洲と関脇稀勢の里の好取組が組まれた。
横綱への挑戦大関琴欧洲
  先場所13勝2敗で準優勝の大関琴欧洲
  今場所の成績次第では新横綱の声が。
  まずは今場所優勝し横綱への足固めを磐石に。
 ・大関への足固め関脇稀勢の里
  場所ごとの勝ち負けが激しい関脇稀勢の里
  ここ2場所続けて勝ち越しが続く。
  今年に入っての成績は
  ・1月場所東小結で8勝7敗で場所後に関脇に昇進
  ・3月場所西関脇で5勝10敗と大きく負け越し場所後に前頭東4枚目に
  ・5月場所前頭東4枚目で13勝2敗と大きく勝ち越し場所後に西関脇に昇進
  ・7月場所関脇で9勝6敗と場所後に東関脇に昇進
  今場所東関脇で10勝以上の成績を残し大関昇進への足固めの場所に。
 ・インフル休場に特別な救済はしない
  新型インフルエンザが日本列島を直撃する。
  大相撲界にも新型インフルエンザの感染者が出た。
  日本相撲協会は9月1日、秋場所新型インフルエンザで休場した力士の翌場所の
  番付を据え置く措置を求める意見が力士側から挙がったが「特別な救済はしない」との
  従来の方針を確認し力士会に説明した。
 ・大関魁皇が幕内在位1位の97場所目
  戦後最年長大関37歳の魁皇が、9月の秋場所高見山と並ぶ幕内在位1位の
  97場所目を迎える。
  怪我もなく千秋楽を迎えれば11月場所で単独トップの幕内在位1位の98場となる。
 ・元大関栃東が新玉の井親方を襲名玉の井部屋を継承
  玉の井親方の元関脇栃東秋場所前の9月3日65歳の誕生日を迎え定年退職した。
  親方名跡と部屋を息子の元大関栃東に譲った。
  新玉の井親方は「まず関取を育てたい」と。
・世界選手権で日本の武道に明暗が 
 ・明の剣道 
  昨11日のNHKおはよう日本で「王座奪還への戦略」を放送していた。
  前回2006年の世界選手権準決勝で12回連続優勝の日本が米国に敗れ3位に
  終わった。
  あれから3年、王座奪還への挑戦が始まった。
  準決勝で前回優勝の韓国と顔を合わせた日本。
  正代賢司を先鋒とする戦略に出た。
  2連覇を目論む韓国がこの戦方に動揺した。
  正代が勝ち1勝。
  結果は日本の2勝1敗2分。
  決勝は前回の準決勝で敗れた米国を4勝0敗1分で破り2大会ぶり13回目の優勝を
  飾った。
  日本は、男子団体・女子団体・男子個人(寺元将司)・女子個人(鷲見由紀子)の
  全種目を制した。
 ・暗の柔道男子「金」ゼロ
  2009年柔道の世界選手権がオランダのロッテルダムで開催された。
  男子は金ゼロ、女子は金3個という結果に終わった。
  成績を振る返ると男子は、
  ・60キロ級 平岡拓晃 銅  ・66キロ級 家柴正人 3回戦敗退
  ・73キロ級 大束正彦 1回戦敗退  ・81キロ級 塘内将彦 3回戦敗退
  ・90キロ級 小野卓志 3回戦敗退  ・100キロ級 穴井隆将 銅
  ・100キロ超級 棟田康幸 3回戦敗退  
  女子は金3個(福見友子中村美里上野順恵)・銅2個(渡辺美奈・塚田真希)。
  日本男子の優勝ゼロは、複数の階級で選手権が実施されるようになった1965年の
  リオデジャネイロ大会以降初めて。
  男子は世界ジュニア選手権大会で2006年・2008年と2大会続けて優勝者が出て
  いない。
  柔道界にもゴルフの石川遼選手のような救世主の出現が待たれる。
スポーツの世界にスパースターの登場をファンは期待する。

敗れた日本柔道金メタルなし (写真を模写)